北海道最北の離島、利尻島・礼文島。
本土よりも気温が低いため、旅行へ行く際は季節ごとに適した服装選びが重要です!
- 5月や6月はどれくらい寒い?
- 9月・10月の旅行で何を着ればいい?
- 年間の気温を知りたい!
こういった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
この記事では、利尻・礼文島の1年を通した気温&服装ガイドを徹底解説!
季節ごとの服装ポイントやベストシーズンの気候も詳しく紹介するので、旅行の準備にぜひ役立ててください♪
利尻島・礼文島の年間気温と服装の基本情報
利尻島・礼文島は北海道最北に位置し、本土(札幌・稚内など)よりも気温が低めです。
特に風が強く、夏でも涼しい気候が特徴なので、服装選びには注意が必要!
気温の特徴
✔ 年間の平均気温は約5℃~10℃で、北海道の中でも冷涼な地域
✔ 夏でも最高気温が20℃前後、朝晩は冷え込むことが多い
✔ 冬は氷点下になり、雪が積もることも!防寒対策が必須
札幌・稚内との気温比較(年間平均)
月 | 利尻島(℃) | 礼文島(℃) | 札幌(℃) | 稚内(℃) |
---|---|---|---|---|
1月 | -6 | -5 | -3 | -5 |
2月 | -6 | -5 | -3 | -5 |
3月 | -2 | -2 | 1 | -2 |
4月 | 5 | 5 | 8 | 5 |
5月 | 10 | 10 | 14 | 10 |
6月 | 14 | 13 | 18 | 14 |
7月 | 18 | 17 | 22 | 18 |
8月 | 19 | 18 | 23 | 20 |
9月 | 15 | 14 | 19 | 16 |
10月 | 9 | 9 | 13 | 10 |
11月 | 3 | 3 | 6 | 3 |
12月 | -3 | -3 | -1 | -3 |
→ 札幌よりも全体的に3~5℃低く、夏でも涼しい!
→ 冬は稚内と同じくらい寒く、しっかり防寒対策が必要!
服装選びのポイント
✔ 5月・6月・9月・10月は朝晩が寒いので上着が必須!
✔ 夏でも風が冷たいので、ウィンドブレーカーや薄手のジャケットがあると安心!
✔ 冬は完全防寒(ダウン・手袋・マフラー・ブーツ)でしっかり対策!
月別の気温&おすすめの服装
利尻島・礼文島は、北海道本土よりも気温が低く、1年を通して服装選びが重要です。
特に風が強いため、体感温度は実際の気温よりも低く感じることが多いので、季節ごとの防寒対策が欠かせません!
ここでは月ごとの気温やおすすめの服装を詳しく紹介していきますね。
1月の気温と服装
気温の目安:最高気温 -3℃ / 最低気温 -7℃(厳寒期)
服装のポイント
✔ ダウンジャケットやスキーウェア級の防寒アウターが必須!
✔ インナーはヒートテック+厚手のセーター+フリースの重ね着が基本
✔ マフラー・手袋・ニット帽・イヤーマフ(耳当て)でしっかり防寒
✔ 防水&防寒ブーツ+厚手の靴下2枚履きで足元の冷え対策を
✔ 風が強く体感温度が-15℃以下になることもあるので、防風性のあるアウターが◎
1月は1年で最も寒い時期なので、完全防寒が必須!
外にいる時間が長いと、指先や耳がすぐに冷たくなるため、手袋や耳当ては忘れずに。
特に風の影響で体感温度がかなり低くなるので、防風対策をしっかりして観光を楽しみましょう!
2月の気温と服装
最高気温 -3℃ / 最低気温 -7℃(1月とほぼ同じ寒さ)
服装のポイント
✔ 1月と同様の完全防寒対策が必要
✔ 雪が積もりやすく足元が滑りやすいため、滑り止め付きの靴を用意
✔ 移動時の温度差に対応できるよう、重ね着スタイルで調整
2月も厳しい寒さが続きますが、晴れた日は雪景色がとても美しく、空気も澄んでいるので絶景を楽しむチャンス!
ただし歩道や道路は滑りやすい場所が多いため、靴底に滑り止め加工が施された靴を選び、安全に観光を楽しみましょう!
3月の気温と服装
最高気温 0℃ / 最低気温 -5℃(少しずつ春の兆し)
服装のポイント
✔まだ冬の寒さが続くため、1月・2月と同じ防寒対策が基本
✔ 3月下旬になると雪が溶け始め、足元がシャーベット状になることも
✔ 防水ブーツ+滑りにくい靴底で安全に歩ける対策を
3月は少しずつ暖かくなりますが、雪解けの影響で足元がぐちゃぐちゃになりやすい時期。
防水ブーツを履くと、快適に移動できます。
晴れた日は暖かく感じることもあるので、脱ぎ着しやすい服装を意識しましょう!
4月の気温と服装
最高気温 6℃ / 最低気温 0℃(朝晩はまだ冷え込む)
服装のポイント
✔ 春の訪れを感じるものの、冬のコートや厚手のジャケットはまだ必要
✔ 日中は薄手のダウンやフリース+インナーで調整すると快適
✔ 朝晩は冷え込むため、手袋やマフラーを持っておくと安心
4月は「春」といっても、まだ肌寒い日が多く、特に朝晩の冷え込みに注意が必要です。
観光で長時間外を歩く予定があるなら、薄手のダウンやフリースを持って行くと安心!
5月の気温と服装
最高気温 10℃ / 最低気温 5℃(ようやく春らしくなる)
服装のポイント
✔ 日中は春コートやトレンチコートでOK!
✔ 朝晩はフリースや薄手のダウンを持参すると安心
✔ 風が強い日が多いため、ウィンドブレーカーがあると便利
5月になるとようやく春らしくなりますが、北海道の春は本州の3月並みの気温です^^;
日中は過ごしやすくても、夜は冷えることがあるので、薄手の上着を忘れずに持参しましょう!
6月の気温と服装
最高気温 14℃ / 最低気温 9℃(夏が近づくがまだ涼しい)
服装のポイント
✔ 長袖シャツ+薄手のカーディガンやウィンドブレーカーで快適!
✔ 半袖でもOKだが、風が強い日は長袖の方が安心
✔ アウトドア用の透湿防水ジャケットを用意すると便利
6月は観光のベストシーズンが始まりますが、朝晩はまだ肌寒いことが多いので、半袖+羽織れる服装がおすすめ。
また、海沿いは特に風が強いため、風を通さないウィンドブレーカーがあると安心です!
🌡️ 7月の気温と服装
最高気温 18℃ / 最低気温 13℃(本州の春並みの気温)
服装のポイント
✔日中は長袖シャツ+薄手の羽織りでちょうどよい
✔ 風が強い日はウィンドブレーカーがあると快適
✔ 帽子は飛ばされにくいキャップタイプを選ぶと◎
✔ 礼文島ではトレッキングする場面が多いので、歩きやすい靴が必須
7月は高山植物が見頃を迎え、ハイキングや登山を楽しむ観光客が増える時期です。
日中は動くと少し暑く感じることもありますが、風が冷たいので長袖を基本にして、脱ぎ着しやすい服装を意識すると快適!
靴はアウトドアシューズを選びましょう。
8月の気温と服装
最高気温 20℃ / 最低気温 14℃(北海道の中では温暖な季節)
服装のポイント
✔お盆前後で気温が変わるため、長袖と半袖の両方を準備
✔ 無風の日は暑く感じるが、風が吹くと肌寒くなることも
✔ 薄手のウィンドブレーカーを持っていくと安心
✔ 日差しが強い日は紫外線対策も忘れずに
8月は一年の中で最も暖かい時期ですが、「無風の日は暑い」「風が吹くと寒い」という気温差があるため、服装選びが難しいのが特徴。
半袖+薄手の長袖シャツを重ね着できるスタイルにすると調整しやすいです。
特に礼文島は歩く機会が多いので、涼しさと動きやすさを意識して服装を選びましょう!
9月の気温と服装
最高気温 15℃ / 最低気温 10℃(秋の訪れを感じる)
服装のポイント
✔ 長袖シャツ+ジャケットでちょうどよい気温
✔ 朝晩の冷え込みが強くなるため、フリースや軽量ダウンがあると安心
✔ 台風の影響を受ける日もあるので、防風・防水対策を!
9月になると一気に涼しくなり、特に朝晩の冷え込みが強くなります。
観光客が減って落ち着いた雰囲気になるので、静かに島旅を楽しみたい人にはぴったりの時期!
防寒対策をしっかりして、快適に観光を楽しみましょう♪
10月の気温と服装
最高気温 9℃ / 最低気温 3℃(冬の訪れ)
服装のポイント
✔ 薄手のダウンや冬用コートが必要になる時期
✔ 冷たい風が吹くため、防風性のあるアウターを準備
✔ 手袋やマフラーを使ってしっかり防寒!
10月に入ると利尻・礼文は冬の入り口に突入。
紅葉が美しい時期ですが、天候が不安定になりやすく、風が一気に冷たくなります。
本州の晩秋並みの寒さになるため、軽めのダウンジャケットを準備しておくと安心です!
11月の気温と服装
最高気温 5℃ / 最低気温 -1℃(本格的な冬が到来)
服装のポイント
✔冬用のコートや厚手のジャケットが必須!
✔ 防寒インナー+セーターやフリースでしっかり重ね着
✔ 雪が降る日もあるため、防滑ブーツを準備しておくと安心
11月に入ると冬の気配が本格化し、雪が降ることもあります。
朝晩は氷点下になることもあるため、本州の冬と同じくらいの服装を用意しておきましょう!
滑りやすい路面に備えて、防滑加工の靴や滑り止めアイテムを持参すると安全です。
12月の気温と服装
最高気温 -2℃ / 最低気温 -5℃(本格的な冬)
服装のポイント
✔ 完全防寒対策!ダウンジャケット+マフラー・手袋が必須
✔ 足元は防滑&防寒ブーツで安全に移動
✔ 風が強いため、防風性の高いアウターを選ぶのが◎
12月に入ると、一面雪景色になることも珍しくありません。
利尻富士の雪化粧は美しいですが気温が氷点下になる日が多く、しっかりした防寒対策が必須!
室内との温度差も激しいため、脱ぎ着しやすい服装を意識すると快適に過ごせます。
年間の服装を簡単にまとめてみると以下のようになります。
月 | 気温(最高/最低) | 服装のポイント |
---|---|---|
1月・2月・3月 | -3℃ / -7℃ | ダウンジャケット・手袋・防寒ブーツ |
4月・5月 | 10℃ / 5℃ | 春コート+インナーにフリース |
6月・7月・8月 | 18℃ / 13℃ | 長袖シャツ+ウィンドブレーカー |
9月・10月 | 15℃ / 3℃ | 薄手のダウン+重ね着で調整 |
11月・12月 | 5℃ / -5℃ | 冬コート+マフラー・手袋 |
利尻・礼文は風が強く天候が変わりやすい地域なので、どの季節でも「脱ぎ着しやすい服装」がポイントです!
しっかり準備して、快適な旅を楽しみましょう♪

どんな天候にも合わせられる服装を準備!
利尻・礼文島のベストシーズンはいつ?



利尻島や礼文島は何月が観光にいいですか?
利尻島・礼文島は1年を通してそれぞれ違った魅力がありますが、観光に最適なベストシーズンは6月~9月です!
ただし、目的によって最適な時期が変わるので、どのシーズンが自分に合っているかをチェックしてみましょう♪
6月~9月は観光のベストシーズン!
この時期は気温が10℃~20℃前後で比較的過ごしやすく、高山植物やウニ漁の最盛期!
登山やトレッキング、サイクリングを楽しむならこの時期がおすすめです。
- 6月~7月は高山植物が見頃! →「花の浮島」と呼ばれる礼文島では特におすすめ
- 7月~8月はウニ漁が解禁! →新鮮なウニ丼を堪能できる!
- 9月は観光客が少なく、落ち着いた雰囲気で楽しめる
1月~3月は冬の利尻島は流氷&雪景色が魅力!
1月から3月までは極寒ですが、利尻島では流氷や幻想的な雪景色を楽しめるのがポイント!
ただし、礼文島は観光客が少なく、フェリーの減便などもあるため注意が必要です。
- 真っ白な雪化粧の利尻富士が絶景!
- 氷点下の世界で、空気が澄んでいて星空も綺麗!
- 観光客が少なく、静かに島を楽しめる!
4月5月は春の訪れを感じる季節(でもまだ寒い)
4月・5月は少しずつ暖かくなってきますが、まだ風が冷たく、朝晩は冷え込みます。
この時期は雪解けの景色や、春の訪れを感じながらのんびり観光するのにおすすめ!
- 観光客が少なく、静かな島旅が楽しめる!
- 雪が残る利尻山と青空のコントラストが美しい!
- 5月下旬には、花々が咲き始める!
紅葉&静かな島旅を楽しむなら10月~12月
10月~12月は、紅葉が美しく、観光客が減るため静かに島を楽しめる時期です。
ただし、気温がぐっと下がるため、防寒対策が必須!
- 10月は紅葉が美しく、フォトジェニックな景色が広がる!
- 観光客が減り、落ち着いた雰囲気で旅ができる!
- 冬の訪れを感じながら、温泉でゆったり過ごすのも◎!
目的 | ベストシーズン |
---|---|
登山・トレッキング | 6月~9月(涼しくて快適) |
高山植物を楽しむ | 6月~7月(花の見頃) |
新鮮なウニを食べる | 7月~8月(ウニ漁解禁) |
静かな島旅を楽しむ | 9月・10月・4月・5月 |
流氷や雪景色を楽しむ | 1月~3月(冬の絶景) |



観光を楽しむなら6月~9月がベスト!
静かに過ごしたいなら春・秋もおすすめ!
今日の服装は?現地の気温チェック方法
利尻島・礼文島の天気は変わりやすく、「昨日まで暖かかったのに、今日は一気に寒くなった…」 ということも珍しくありません。
そのため、旅行前だけでなく、出発当日の天気と気温をしっかり確認することが大切です!
現地の気温を確認する方法
① 気象庁の天気予報でチェック
日本の公式な気象情報を提供している気象庁のサイトで、利尻島・礼文島の最新の天気・気温・風速を確認できます。
>>利尻町の天気予報(気象庁)
>>礼文町の天気予報(気象庁)
・風速5m以上の日は、体感温度が実際の気温よりも低くなるので、暖かめの服装を準備するのがおすすめ!
・最高気温だけでなく、最低気温もチェック! 朝晩は特に冷えるので、油断しないようにしましょう。
② 旅行当日の朝に「ライブカメラ」で現地の様子をチェック
天気予報だけでなく、実際の利尻島・礼文島の様子をリアルタイムで確認することも重要です。
「ライブカメラ」を活用すると、現地の空模様や風の強さ人がどんな服装をしているか も分かります。
\おすすめのライブカメラ/
▶ 利尻島ライブカメラ
▶ 礼文町公式ライブカメラ
雨や霧が出ている日は、防水対策をしっかり!
③ スマホアプリでリアルタイム天気を確認
スマホの天気予報アプリを活用すると、利尻・礼文のピンポイント天気を簡単に確認できます。
おすすめの天気予報アプリ
・Yahoo!天気(天気予報だけでなく、風速や湿度もチェックできる)
・ウェザーニュース(1時間ごとの詳細な天気情報が見られる)



風速5m以上ならウィンドブレーカーや防寒着を!雨予報がある日は、傘よりもレインコートが便利。
旅行前&当日の気温チェックは忘れずにしておきましょう。
天気が変わりやすい利尻・礼文では、その日の状況に応じた服装選びが重要!
事前のチェックをしっかりして、快適な旅行を楽しんでくださいね♪
利尻・礼文島の気温&服装完全ガイドまとめ
利尻島・礼文島は、北海道の中でも特に気温が低く、風が強いエリアです。
そのため、1年を通じて防寒・防風対策が必要であり、季節に応じた服装選びが重要になります!
特に、夏でも風が冷たく長袖が必要な日が多いことや、冬は本州の真冬以上の寒さになることを覚えておきましょう。
出発前に天気や気温をチェックし、その日の気候に合った服装を準備することが、快適な旅行のポイントです。
しっかりと服装を準備して、美しい自然が広がる利尻・礼文島で快適な旅を楽しんでくださいね♪
利尻島・礼文島を思いきり楽しむなら、快適な宿選びも重要です。
観光の拠点になる便利なホテルや、絶景を楽しめる温泉宿など、楽天トラベルならお得な宿泊プランが充実!
早めの予約で人気の宿も確保しやすいので、旅行の計画が決まったらぜひチェックしてみてくださいね♪
コメント